男性がアフターピルを飲むと身体に影響はある?

アフターピルは女性が妊娠する仕組みを阻害する薬ですので、男性が服用しても避妊効果はありません。

アフターピルは2つある女性ホルモンの一つである黄体ホルモンが成分になっています。
以前はもう一つの女性ホルモンである卵胞ホルモンも入った合剤でしたが、黄体ホルモンだけで効果があり副作用が減らせることがわかったため、黄体ホルモンのみの薬が主流になっています。

妊娠は性交により女性の体内に入った男性の精子が女性の卵子と結合することで成立します。
アフターピルは女性のホルモンバランスを狂わせることで卵子が出なくすることで避妊する薬です。
アフターピルは飲むタイミングによっては卵子が出るまでに間に合わないことがあるので性交後72時間以内に飲まないと避妊効果がありません。
早く飲むほど避妊効果は高いのですが、100パーセント避妊出来る訳ではなく、避妊効果は低用量ピルに比べると弱い薬です。

アフターピルの成分である黄体ホルモンは女性らしい丸みを帯びた身体を作る作用があります。
またもう一つの女性ホルモンである卵胞ホルモンとともに月単位で周期的に働き、月経を起こします。
また思春期には2つのホルモンの働きで胸を大きくして行きます。
中学生くらいに胸が膨らむのはこの2つのホルモンが出始める影響で乳腺が発育することで起こります。

では、男性がアフターピルを飲むとどのような影響があるでしょうか?実は何の影響もありません。

アフターピルは1回服用するだけの薬ですので、それだけでは男性の身体に何の影響も与えません。
アフターピルは病院に行かないと貰えない薬で1錠15,000~2,0000円くらいかかります。
それを仮に毎日飲み続けたら、理論的には男性ホルモンが出なくなって行きます。
かといってそれだけで女性的な身体になることはあまり期待出来ません。

黄体ホルモンの副作用には糖尿病があります。
また心臓に負担をかける働きがあります。
その為、アフターピルを男性が飲み続けることは健康被害のリスクが増えるだけだと思われます。

男性が低用量ピルを服用し続けると胸が膨らむのはなぜか

男性が低用量ピルを服用し続けると確かに理論的には胸が膨らみます。
女性ほどではありませんが、男性にも乳腺はあるので女性ホルモンの影響で胸が膨らむ事になります。

低用量ピルはアフターピルと異なり2つの女性ホルモンが入っていますが、言葉の通り含有量が少ないので副作用のリスクは低くなっています。
少ないだけで0パーセントではありません。

女性ホルモンの量が少なければ体内で作られ、多ければ作らないよう身体は調整しています。
低用量ピルはそれを利用した薬で足りないと身体が感じないギリギリの量の女性ホルモンを毎日飲むことで卵子の成長を止める薬です。
卵子は出来ませんが女性ホルモンはあるので月経は起こります。
無排卵月経といいます。

低用量ピルを男性が飲むと男性ホルモンが出なくなります。
ホルモンの体内調整は男性ホルモンと女性ホルモンを見分けられないので、女性ホルモンがあれば男性ホルモンを作らなくてよいと感じます。

それでは、男性が低用量ピルを服用し続けると身体にどのような影響が出るでしょか?男性ホルモンが出なくなるのでヒゲが薄くなったり、筋肉がつきにくく脂肪がつきやすくなると思われます。
ニキビも減るでしょう。
また精子が作れなくなり性欲がなくなるので勃起しにくくなると思われます。

低用量ピルの女性ホルモン含有量は非常に少ないので、女性ホルモンの作用による女性化は個人差はもちろんありますが、筋肉注射の女性ホルモンよりも格段に弱いと思われます。

先ほどの黄体ホルモンの副作用は当然ありますし、加えて卵胞ホルモンの副作用も可能性が上がってきます。
卵胞ホルモンで一番怖い副作用は血栓症です。
血が固まりやすくなるのでいわゆる生活習慣病の人は心臓や脳に致命的な障害が起こるリスクが上がります。
タバコはこのリスクをさらに上げるので喫煙者は特に注意が必要になります。

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